「誰が言いっているのか」と、
「何を言っているのか」の、
自分の中で状況によって区別があるのを自覚したので
ブログに残そうと思います。
♦「誰が言っているのか」の場合
食べログやAmazonのレビューでは
「誰が言っているのか」の方が
気になる自分に気づきました。
Amazonのカスタマーレビューでも、
立場によっての判断の仕方、
どれくらいその手の本を読んだことがあるのか、
あるいは専門知識の有無で感想は変わるでしょう。
たとえば、池上彰さんが
「この本の解説は経済と政治の関係が
わかりやすい言葉でわかりやすく書かれています」と
言ったら、それは信じる人は多いはず。
(わたしは本を買いそう。笑)
わたしが「わかりやすいですよ〜!」と大声で言うよりも。
♦「何を言っているのか」の場合
これはアイデア出しや意見を募るのときです。
老若男女、立場に関わらず、
「何を言っているか」の方へ意識しないと
自分で考えずに思考停止に陥る危険があるからです。
立場的に上の人が言っているからといって
『いいアイデア』とは限らないし、
その逆に新人の意見の方が本質的なこともあります。
でもまあ、往々にして新人は的外れなことが多いし、
ベテランは本質を突く意見を出せることは多いです。
経験の差で。
でも、新人だから、ベテランだから、と
はなから「誰が言っているのか」で決めるのは
いいアイデアを見過ごしてしまうこともあるので
(あるいは違和感を残したままに進めたりとか。苦笑)、
心しておかないといけません。
♦「誰が言っているのか」の師匠バージョン
師事している人の言うことには、
「はい」
「Yes」
「承知しました」
の3択のみです。(笑)
実力がついて、
師匠からの信頼が厚くなればこの限りではありませんが、
そうでないなら上記3択のみを徹底しましょう。(笑)
でも、ひとつだけ覚えていて欲しいことがあります。
師事を受けている真っ最中の段階で
何か違和感を感じたことがあったら、
それは忘れずにおくということです。
視座が高く広くなったときに、
その違和感は自分の至らなさのせいだったと気づくかもしれないし、
あるいは、その違和感の方が正しいかもしれないからです。
返事は基本の
「はい」「Yes」「承知しました」
の3択のままでも、
自分の感じた違和感は絶対に忘れてはいけません。
それは他の誰も気づいてはくれない、
自分にしか覚えていられないことだからです。
「誰が言いっているのか」と、
「何を言っているのか」は、
使い分けつつ、自分で考え続けるしかない、
と、自分に言い聞かせ中。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた☆
*** 今日の雑談 ***
昨日閉展した「生誕300年記念 若冲展」が
入場者数44万越えをしたとか。
終わりに近づくにつれ、240分待ちとか
混雑振りがとんでもないことになっていたようですね。
わたしはGW前に観に行って60分待ちで入りましたが、
それでも人の多さに気圧されて
サクッと出てきてしまいました・・・・(^^;)