昨日のブログで、
『知っていることを語ることが「シェア」の始まり』、と書きました。
♦ 言葉にした後のこと
言語化に関してはこれまでも何度かブログに書いてきました。
→ 「言語化」というより、言葉で“世界”を作り出している。
体験したことを経験にするために言葉にしたとしても、
その言葉自体が過去に向かうことはなく、
人間が過去に戻れない限りは、
全て未来に向けた知恵と知識になります。
ただし、言語化において重要なポイントがあります。
「言語化しても、自分以外の人に全てが伝わり、わかってもらえるわけではない」
ということです。
自分だけの日記と公開されたブログの決定的な違いでもありますが、
〈自分だけがわかればいい世界〉と、
〈自分以外の人にわかってもらう必要のある世界〉では、
言葉との向きあい方が変わらざるをえません。
♦「伝わらない」という経験が、伝える力を養う。
自分の感じたこと・体験したこと・知っていることを
人とシェアしようとしたとき、
受け手側にわかってもらう必要があります。
何を伝えようとしているのかを。
そもそも伝えたいことを自分自身がよくわかっていなかったり
(意外によくあることです)、
伝えたいことがあるんだけど、うまく言えなかったり。
イヤですよね、わかってもらえないって。(苦笑)
でも、シェアすることで本人が受ける最大の恩恵は、
この「伝わらない」という経験が得られることにこそあるのです。
「わかってもらえればいい」ではなく、
「わかってもらうにはどう伝えたらいいのか」の視点の変換は、
見える世界をガラリと変えます。
視点を変えた世界では考え方も変わり、
そこから出る言葉が変わるのは必然です。
また、考え方を変えたことで新しい視点を得たりもします。
視点も考え方も変えたけれども表現が追いつかずに、
「わかってもらえなかった!」という伝わらない経験も、
伝える力を養う栄養が含まれています。
「伝わらない」という経験は、まさに失敗ではありません。
そこでしか磨かれない力だからです。
実際にすぐできる人はそう多くないです。
今できている人は、できている今の状態が見えているだけで、
早くから見えないところで絶え間ない行動と
小さい工夫を積み重ねた人ばかりだと考えていいでしょう。
(例外はたまにいたとしても。)
ですので、今日もブログを書いています。(笑)
今日も来てくれてありがとうございます^^
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
今日は新メニュー〈村井さんちのオーブン焼〉にチャレンジ!
先日FBでみておいしそうだから作ってみようと。
でもオーブンはないのでフライパンでやってみます。(笑)