仕事では、当然ある程度の縛り(テーマともいう)があります。
そこを出発点として、何が良くて何が悪いかの判断を
カタチにするまでは自身でする訳ですが、
その為には、どうしたいか・どう考えるのかの部分が
ハッキリしないと出来上がりません。
デザイナー同士が自主制作作品や仕事においても
「上っ面を滑る」と言ったりするのですが、
表現が本質を掴まずに色・カタチだけで作られた
ビジュアルなどをそう評価したりもします。
(デザイン業界は“見ればわかる世界”です。笑)
私が言うまでもなく、表現は本当に奥深いです。
結局それを表し切りたいという強い感情がなければ
言葉をはじめ音楽にしても表現をすることの奥深さに底はありませんから、
そんな『面倒臭い事』に時間をかけるのは苦行さながらです。
(さらには生みの苦しみもあります…)
それでは、ようやく作り上げたその“表現”の良し悪しの判断は
どうするのがいいのでしょうか?
人に見せるしかないんですよね。
あるいは『世に問う』ともいいます。
料理だって食べてもらわなきゃ美味しいかどうかなんてわかりません。
その前の「こう考える。だからこの表現をしよう」という部分は
自分自身で構築するしか方法はないのですが、
そこから先の、それがいいのか悪いのかは、
先日のブログでも書いた『伝わらない経験』を数多くするしかありません。
いきなり今日明日にできるようになるものではなく、
それこそ『1年後には変わる』と信じて続けるしかないのです。
*** 今日の雑談 ***
12月も第一週が終わろうとしています。
カウントダウン感をハンパなく感じるのは
仕事の締切がいつもより迫るように感じるからでしょうか。(笑)