SNSでもインスタレーションが方々からアップされている『塩田千春展』を観に行ってきました。
*六本木ヒルズ・森美術館で開催中
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現代においてインスタレーションはアート作品として強いと改めて感じました。写真をどれだけ撮られても消耗されない強さがあります。
現場に行かなければ、誰かが撮った秀逸な写真をいくら眺めてもその作品を味わったとは言えず、レシピ本などで美味しそうな写真を見ても味は絶対にわからないのと同じです。
インスタレーションは特に空間全体を作品に変えるので、その場でその作品を目の前にして空気とともに自らの五感で感じることで、アーティストの思考を言語以外の全身で受け取るのです。
料理写真を見ているだけで味がわからないように、体感することで感じる他の誰のものでもない自分自身の心の機微は何ものにも変えられません。
特に今回の個展では塩田千春さんが病と死と生と向き合いながら作り上げており、宗教や学問といった正当な捉え方ではなく、また言葉でもない表現の仕方は、言語系に偏っている方には特にオススメします。(笑)
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■塩田千春展:魂がふるえる
会期:2019年6月20日(木)~10月27日(日)
会場:六本木ヒルズ・森美術館
今日も読んでくれてありがとうございます。美術館で売られているカタログ集なんかは備忘録って位置付けです。
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
昨日、上記『塩田千春展』と一緒に、隣に併設されている森アーツセンターギャラリーの『バスキア展』(ゾゾタウン創業者の前澤さんが123億円で彼の絵画を買ってます)を観ようと思ったら、『バスキア展』の方はなんと会期中3日間しかない17時閉館のタイミングで観られず。。。凹
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