過日、東京国立近代美術館で開催中の『高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの』を観てきました。
遺作となった「かぐや姫の物語」は劇場に観に行っていますが、他の作品はというと、すみません、知っているけれど観ていない作品も多いです。映画の「火垂るの墓」くらいから記憶に残っていますが、テレビの方は知っていても見た記憶がないんですよね。。。
・アルプスの少女ハイジ
・母をたずねて三千里
・赤毛のアン
初期の頃の作品からそのこだわりは作品設定の細部に至るまで突き詰められていたのが十分に伝わってくる構成でした。また絵を描かないアニメーターとして、スタッフにどう制作に民主的に参加意識をもってもらうのか、制作意図をより理解してもらうのかのシステムを構築し続けていたのがわかりました。
これらも制作現場の話は作品を知っているとより身近に感じますので、知らない作品だと内容を知らないだけにちょっと「?」となってしまうのが観ててもったいない感じはありました。あくまでこちらの事情ですが。
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それでも遺作となった「かぐや姫の物語」の原画(?)、線画が観られたのが行って良かったところです。
2秒のシーンに52枚の線画をアニメーションで重ねた、その線画が並べられており、その隣には原画が山となって積まれているのは唸るしかありません。
背景も抜きのある、でも高いクオリティの描写でCGとは違う描写です。
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後半の方でハイジの舞台のジオラマが設営されてて、山の上から機関車のある下の街まで再現されててなかなかのクオリティでした。汽車も動いていたし。(ここは撮影OK)
今までのアニメにはなかった日本らしい表現を追求し続けた高畑勲監督の展示会。10月6日までです。
■高畑勲展
会期:2019年7月2日(火)~10月6日(日)
会場:東京国立近代美術館
今日も読んでくれてありがとうございます。個人的に今熱い「赤毛のアン」のアニメは観たくなってます。
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
昨日はあまりの気候の気持ち良さに朝ウォーキングしてしまいました。9月は脚を休ませるために一切休もうと思っていたんですが。。。歩くだけだから、まあ大丈夫にしました(^_^;)
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