昨年末にウチのパートナーさんが病気にかかり、カラダのことを考え自炊中心に切り替わりました。食事は多ければ1日に3回あります。現実の暮らしの中でどんなスタイルが理想なのかを毎日毎食の自炊から問うことに。
まず慣れるまでが一番大変
自炊は、パートナーさんも作るのは好きだったので私は平日あんまり作ってなかったのが、フルタイムで働きながらほぼ毎日3食(それでも平日はランチは作らず朝晩の2回)って毎日の時間の喰われ方が全然違うじゃん、、、っていうのが正直な感想。
世の家族にご飯作っている人(主にお母さん)はすごいです。回すには総菜も冷凍も買うしかないってホント思う。(例えばポテサラとか冷凍餃子とか。笑)
余裕がある時、作れる時に食べたいものを作っていただけだったのが、毎日になったらそれらの食材の準備もなかなかうまくできず、食品ロスも多かった。(ゴメンナサイ。今はほんの少しだけマシ。汗)
しかも家事は食事づくりだけではないのがなんとも。。。
そういった事情もあって今年1月に食材は自ら買いに行くのではなく、玄関まで配達してくれるOisixに切り替えたのですが。
最低限の押さえどころを探る
自分だけだったら手の抜きようはいくらでもありますが、人の分もとなると、やらないというのができないのがキツく感じる時期もあったのですが、一山越えたあたり(だいたい3ヶ月くらい)で、ヌキどころと押さえどころがわかってきました。
栄養バランスと品数やメインのおかずの豪華さ、面倒な工程と楽な工程、こだわりたいところや気にしないところ、味付けや満足できるおいしさのレベルとか、調理具を揃えてまでやりたいかどうか、自分の好みとパートナーさんの好き嫌い、などなど。
毎日繰り返しながら少しずつ見えてくるものがありました。
もともと食材に凝る方ではないけれど、調味料はケチるとおいしくならないので最安値モノは選ばない、とか
作り置きはなんか向かない、とか
Oisixのキットは野菜の下ごしらえが思ったより面倒だから頼まない、とか
一汁三菜とか多すぎ。二菜で十分、とか
二菜もムリ。ワンパンパスタしかできない、とか。
※ワンパンパスタ:フライパン1つで調理できるパスタ料理
パートナーさんも元気になってきたから作れない時は外食しよう、とか
でもデリバリーはあまり好きじゃない、とか
総菜は買って帰ると片付けが意外と面倒だった(外食の方がラク)、とか
ムリをするとイライラして一人勝手にキレてしまい険悪な雰囲気になってしまうので、できない時はできないと、納豆ご飯で済ます日もありました。いや、納豆ご飯も好きだし十分おいしいですよ!(パートナーさんも自分で作らない分には全くこだわらない)
ワンパンパスタをマスターしてからはソレはなくなりましたが。(苦笑)
緊急事態宣言中はありがたくも仕事は立て込んでいたので、5月6月はほとんど作れず。。。
でもパートナーさんの体力も少しずつ回復し、2月3月には朝ご飯は自ら用意できるまでになったので大助かり。今では私の分も用意してもらっています。(嬉)
やりたいこと(理想)とできること(現実)の擦り合わせ
好みやできることがわかった分、次の段階としてより満足を高める方へ意識が向いてきます。だって下限が納豆ご飯ですから!(笑)
まあ、最低限のレベルも多少は上がってワンパンパスタになったように、できることが増えてやりたいことが増えたというより、好みがわかったから、そのレベルを上げたいっていうのが今やりたいことになってます。
広げるより深めたい気分。
二菜なら二菜で、簡単で手早く見た目にもおいしく作るにはどうしたらいいのかなって思います。
こういうのはホントに自分がどうしたいのか、やってみてわかったところもありますし、今のライフスタイルに合わせた「やりたいこと(理想)とできること(現実)」でもあるので状況が変わったら変わる可能性は大いにあります。
この“理想の具体化”を日常で味わうには自炊は案外適切な訓練だったなと思いました。行動と結果がわかりやすいですし、頭と体を使うし、何を優先するのか自分で決める練習になりますし。メタ認知鍛えるっていうか。
なにより自炊で暮らしがより身近に感じられるようになりました。
要は作るのは好きみたい。(笑)
今日も読んでくれてありがとうございます。
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
揚げ物を家で作ろうかと一度考えたのですが、主婦歴ン十年の伯母から「揚げ物こそ自分で作るよりおいしいお店のを買ってきた方が何倍もおいしいわよ!!」ともっともな助言をいただいたのでフライヤーを買うのは止めました。(笑)
コメントを残す