とあるデータを探していたら、バックアップから身に覚えのないモノを見つけました。
20代の頃に描いていたと思われるデッサン。広告写真とかをスケッチしているようです。
人ゴトのように書いてますが、全くその通りで、描いた記憶がないのです。(苦笑)
懐かしいというより、これ描いたの私でいいんだよね??といったカンジ。スキャンしてまで残しているし、よくよく見ると上手く描ききれていないところもあるので、ほぼ過去の私が描いたデッサンでしょう。
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このデッサンでちゃんと描いているなーと思ったのは“鉛筆”です。
鉛筆の芯は、黒鉛と粘土の割合によって、硬いものからやわらかいものまであり、色鉛筆と違ってHB、2Bなど硬度で表記され、その幅は軟らかい方から順に17種類が存在します。
柔(濃)←6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9H→硬(薄)
[引用元]
http://www.jwima.org/pencil/04shurui/04shurui.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%9B%E7%AD%86
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人によっては鉛筆にはこんなに種類があるのかと思われるかもしれません。
しかし、デッサンを早く上手くなりたかったら、鉛筆の硬度の種類を多く使うのが1番です。あと練り消し(消しゴムのこと)。
影を濃くしたい・柔なく見せたいところには濃い鉛筆5Bや6Bを使い、明るい影には4H、シャープに硬く見せたいとこりなら5H、6Hと使い分けることによって、より自然なタッチで簡単に描けるからです。
またハイライトをちゃんと明るく白く抜けるよう消しゴムもかけてます。
硬い芯の鉛筆で柔らかく描こうとするのはとても難しい。太ペンで小さいメモ欄に文字を書くようなものです。
で、上のデッサンは6B〜6Hまで使って描いているからこそ、濃いところはちゃんと濃く描けているし、明るいところは硬い鉛筆を使って明るく見せることができています。(それなりに)
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ここまでは絵の話でしたが、言葉もそうだなぁと。
肯定的にありたいなら肯定的な言葉を用い、
硬いからって硬い言葉を使っていたら柔らかくするのはとても難しい。
こういうものからも原則が見え隠れしてきます。
今でこそ表現の共通性・原則に納得できますが、恥ずかしながらブログを書く前はピンとこなかったんです。言葉で表現することが少なかったから。
だからこそ言葉を使うことにも繊細でいたいと思います。
今日も読んでくれてありがとうございます。
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
今でもこのレベルで描けるかはわかりません。。(^_^;)
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