今月6日にジェレミー・ハンター氏のセルフマネジメント体験セミナーに参加しました。
そのセミナーで一番印象に残ったのは
「自分が何を恐れているのか」という問いでした。
■ 「やらないことリスト」ではない
実は今まで振り返ってみて、
自分が何に「恐れ」ているかなんて
考えたことなかったです。(^_^;)
昔どっかで聞いたかもしれないですけど、
今の私に引っかかったワードです。
「やらない(やりたくない)こと」なら
つらつら書き出していましたが、
「恐れ」となると、ちょっと意味が違ってきます。
私の中では「やりたくないこと」は
イヤだと思っていてもやってしまえるから厄介で、
「やりたいこと」のために廃棄・削ぎ落とす対象です。
でも「恐れ」は、やった方がいいとわかっていても、
心や体が全然動いてくれないものです。
よく聞くのは、
「失敗が恐くてできない」でしょうか。
日本文化的でいうなら「恥をかきたくない」とか。
実は「やりたくないこと」は「やりたいこと」の対義語ではなく、
「やりたいこと」の対義語は「恐れ」なんじゃなかろうかと。
「やりたくないこと」は無意識でやってしまう
「やらなくていいこと」ってカンジです。
■ 「恐れ」にも階層があるっぽい
最初に浮かんだ私の「恐れ」は
結論から言うと、違いました。(笑)
3月6日のセルフマネジメント体験セミナーの2日後に
たまたまご縁がありまして、
お寺でのセッションに行ったんですね。
そこでも深掘りされたのが「恐れ」でした。
その深掘りの対話の際に私とペアになってくれたのが
その会場となったお寺のお坊さんで
(お坊さんってだけで有難く思ってしまう・笑)、
いいカンジに問いを深めていただき、
最初に「恐れている」と思っていたことは、
昔、尊敬する方から言われた言葉を
いつのまにか自分で勝手に囚われていただけで
ソレじゃないことに気づいたのです。
なんか、ずっと恐いと思っていたけど
正体がわかってもう恐くなくなったってカンジ。
表層で思考が止まっていたようです。
うーん、自分のアイデンティティの根幹に関わることなのに
長らく思い違いしていたことに自分で驚くという。。。
「恐れ」はその言葉通り、
深掘りするのはとても恐く感じるから
(お坊さんにツッコまれてビビりましたよ!)
特に難しいかもしれません。
■ 自らの「恐れ」を知らないと、それが一番強烈なブレーキとなる
毎日『A5ノートに1ページ分を書く』のを習慣にしてますが、
近頃のテーマは「恐れ」となってます。(今アツい。笑)
その中で、たぶんこれが私の「恐れ」だと
思うところに行き着きました。
基本、思ったことは
「間違っているかもしれない」と含みを持たせた上で
それを「解」として持っていくという姿勢でいます。
(「正解」じゃなくて「解」として。)
どうもよく動けなかった理由がやっと腑に落ちたという感覚で、
自分自身でより理解できたからこそ
わかるだけで気が軽くなります。
「恐れ」は情感を伴うからこそ、
達成したいことの手前や近くにあった場合、
それが一番強烈なブレーキとなって
本人の行動を制限してくるんじゃなかろうかと。
動きたい(アクセル踏んでいる)のに
なぜが動けない(強烈にブレーキを自分が踏んでいる)というジレンマは苦しいものです。
で、肝心の自分の「恐れ」を知る方法ですが、、、、
内観・内省ももちろんですが、
お坊さんに会いに行きますか。(笑)
【Temple Morning 3月22日(木) AM7:30〜】 お寺から一日を始めませんか? 出勤前の1時間、お寺でお坊さんと一緒にお参り・掃除・お話し。無料、手ぶらOK、誰でも歓迎、朝ごはん持参OK、途中参加離脱OK。雨天時は屋内で。神谷町光明寺のお寺カフェ集合!
— 松本紹圭 Shoukei Matsumoto (@shoukeim) 2018年3月8日
今日も読んでくれてありがとうございます。
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
“ブログ”という私にとって大きい習慣を再開したので
時間テトリス(タスクをうまくはめ込むのをそう呼んでる)が窮屈に。。
とくかく夜になるまでに更新をと決めました。
でないと翌朝に響いて苦しいカンジに。。。(^_^;)