考えたことを言葉で
よりうまく伝えられるようになりたいのもあって
ブログを書いています。
■ 考えることは“言語”で行われる
言語化は、考えた軌跡のオープン化と思っています。
「言語化できないなら本当にはわかっていない」と言われますし、
逆にわかるために書き、考えるという
逆回転プロセスを踏んだりしながら、
私なんかは拙い思考力をはぐぐもうとしてます(^_^;)
デザインは思考が大事とはいえ、
昔は文章とかキライだったし(汗)、
むしろ言語化することで周りにゆらぎのように感じていた何かが
消えてしまうような、それがとてももったいないような、
取りこぼししてしまうように感じてイヤでした。
しかし、このモヤモヤを
とある有名クリエイティブディレクター(コピーライター系)の方に質問したところ、
「その周りを消すことが大事だ」と指摘され、
核心を鋭く突くためにこそ言語化が大事だと
やっとなんとか理解できました。
“核心”という彫刻を彫るのに、
木材の削りカスがもったいないと言っていたようなものです。
■ 全てが言語化できるわけでもない
しかし身体感覚に伴うものでは
できるけど言葉にするのが難しいことは多いです。
要は考えなくてもカラダが動く、カラダで覚えたことです。
一流アスリート全員が
できるようにどう動くのかを素人が聞いてもわかるように
ちゃんと説明できる人物はそう多くなさそうに思います。
(イメージでそう書いているだけなので
逆に全然説明できるかもしれませんけど。笑)
むしろ今でこそ注意しておかないとなぁと思うのは、
「言葉にできることが全て」という向きに行き過ぎそうで、
そういうのは人間の傲慢がすぎるのではないかと。
まあ、文章を業(なりわい)にしていれば
わたしが書くまでもなく
書き尽くせないのは十分にわかっていることだろうと思います。(笑)
■ でも仕事で考えたことは言葉にできないとやっぱりダメだよね・・・
話が両極端に振れていますが、
仕事でいうなら、
コピーでもビジュアルでも映像でも工業製品でもITでも営業でも、
どう考えたのかは、作ったからこそ
言葉にできないワケがないということです。
そこに「言語化できないなら本当にはわかっていない」と言われる、
重要な意味がここにあると考えています。
感覚やセンスと言われやすいデザインは
考えずに作っていると誤解されやすい分野でもあります。
全くの逆と多くのデザイナーは思っているのですが。。。
アートと混同されているのもあると思います。
「アートディレクション」と言うと
アート系って思われたりしますしね(^_^;)
→ デザイナー 3役職の違い解説 <クリエイティブディレクター・アートディレクター・デザイナー>
なんとなくでできるようになる仕事ありませんし、
なんとなくで考えても仕事はできません。
だからこそ、言葉の力を使って
書いて考えていく必要があるのです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた☆
*** 今日の雑談 ***
初めてのことを調べると
知らない言葉ばかりで抵抗を感じています・・・(^_^;)
体験したことないのに言葉で先に知ることができるって
思えば不思議なことですよね。
【 昨日の1日1新 】
東京ステーションホテル The Atrium 朝食ブッフェ
会社ランチでバナナ&ヨーグルトのみ
※詳しくは→「1日1新」