昨晩、PROJECT INITIATIVE代表・藤田勝利さんの
新著『英語で読み解く ドラッカー「イノベーションと起業家精神」』
出版記念セミナーへ行ってきました。
今年6月に藤田さん主催のドラッカーマネジメント講座に参加しており、
さらに今回はドラッカー本オススメTOP3の内の1册、
「イノベーションと起業家精神」の
『「イノベーション」思考 体験セミナー』とのこと。
こういうきっかけがないと
ドラッカー本を読むことがないわたし(汗)には
絶好のチャンスです。
→ エベレスト山を麓から観た気分/ドラッカーのマネジメント
→ デザインとマネジメント
今エントリーはセミナー備忘録です。
■ イノベーションって何?
始まりは基本からです。
ビジネスにおける「イノベーション」とは、
どんなことだと表現するか・説明できるか、
近くの席の方とも考えをシェアします。
わたしはグラフィックで広告やパッケージをデザインする中で
対象をどう捉えるのかで表現が全く変わるので、
捉え直すこと、
見方を変えること → 使う言葉を変えること
と、思ってました。
嫌いなキクラゲを
「アンチエイジング食材」と知っただけで残さず食べる(笑)、みたいな
パラダイム変換のことだと。
間違いではないようですが、
新しい価値を生み出すのにはそれだけではなく、
違う価値と価値との組み合わせで
新しい価値を、市場を生み出すことが「イノベーション」。
そう思えば結果をみてのことですが
いろいろありますね。
例えば、
『豆千代モダン』という着物ファッションをご存知でしょうか。
着物で、今までの和装ルールにこだわらないファッション提案をしている、
着物をオシャレに可愛く着ると言う先駆けのブランドです。
豆千代さんというデザイナーさんが立ち上げたブランドですが、
この方、出身高校がわたしと同じでして(笑)、
別に彼女は昔から着物を着ていたワケでも、
興味があったワケでもなかったらしいのです。
(豆千代さんの同級生情報・笑)
それどころか、
高校時代のファッションテイストは『パンク』。
(だから同級生はその変容にビックリしてた。笑)
おばあさんの遺された着物を見て可愛い!!と思ったのがきっかけで
『パンク』のファッション感覚を持って着物を着始め
そういうブランドがないから自分で作ったようです。
〈着物 × パンク〉のかけ合わせ。
新しい価値で顧客と市場を創り出したイノベーションですよね。(笑)
今では着物を今っぽく(?)着るのはジャンルとして確立しています。
(サイトを調べたらワールドワイドにまでなっている!!)
■ 「イノベーション」の前の、大事だと思ったこと
つまり、わかっているつもりでもなかったですけど、
やっぱりわかってなかったのを知りました。(苦笑)
ですのでセミナー1回受講しただけで
イノベーションについて語るつもりは毛頭ございませんが、
変化を機会にするとか、
イノベーションを起こすためのギャップに気づく・着目する前の、
ゼロベースで大事なのではないかと感じたことがあります。
それは、
知ること
知ろうとすること
好奇心・興味を持つ
すごく当たり前のことです。
でも、この当たり前を常に普通に、
いえ高い水準でできなければ
変化もギャップにも気づけないと思いませんか。
(それは具体的にどんなレベルかと問われたら
今のわたしは困るレベルです。汗)
もしかしたら「イノベーションと起業家精神」を
ちゃんと読めば書いてあることかもしれないので(汗)、
未読の身としてはここまでにしておきます。
■ 小さい変化とビジョンをつなぐには?
イノベーションへとつなげるために「小さな変化」から始める。
大きな変化をいきなり望むのは
ダイエットだー!と100km走ったり、
いきなり絶食した翌日に
スレンダーな体を求めるのと同じです。
しっくりいかなかったところは、
「小さな変化」が望む結果になるかどうかはわからないことが多い中、
その変化を選び取れるのだろうかということ。
この疑問は、セミナーのシェアタイムで
わたしが疑問自体を未消化のまま話したので
消化不良のままでした。
で、一晩寝かして出した1つの答えは
「数を打て。ちゃんと的を狙いながら。」でしょうか。
何がどうなるかはわからないけど、
そこに向けてできること・やれることをたくさん試すしかなくて、
イノベーションを起こすのは
実はタフさがいるんじゃないかと思ってしまいます。
こちらの疑問も「イノベーションと起業家精神」を
ちゃんと読めば書いてあることかもしれないので(汗)、
未読の身としてはここまでにしておきます。
セミナーのおかげで問いを持って本書が読めます。(笑)
藤田さん、ありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた☆
*** 今日の雑談 ***
風邪の引き始めのお供に
はちみつ100%キャンディーを愛用しています。
こちらのブログの編集後記のさらに下で紹介されていたのがきっかけ。(笑)
→ 10月を振り返る