デザインのことを『大きな流れはどんなか?』と、
広い範疇から見つめなおそうとしたら、まんまと混乱しています。
♦ どれもデザインと関わっている
ざっと見ても、
ブランディング、
プロモーション、
マネジメント、
マーケティング、
イノベーション、
ストーリーデザイン、
サービスデザイン、
コミュニケーションデザイン、
IoT、
UI(ユーザインタフェース)、
UX(ユーザーエクスペリエンス)、
プログラミング、
AI、
シンギュラリティ(技術的特異点)、
などなど。
・・・・全部カタカナ。(苦笑)
全てを網羅したデザイナーになりたいとか
もちろんそういうのではなく(ムリだし)、
自分の周りの世界はどうなっているのかを見上げた感じです。
(遅いのは自覚しているから突っ込まないでやってください。笑)
♦ 知覚への構築も役割の1つ
受け手に「どう知覚させるか」を構築するのが
デザイナーの役割の1つです。
わたしの出自はグラフィックデザインのため、
視覚的な情報から得る感度は高いです。
つまりそれは見た目から、
『言語と言語以外の情報を扱い、
感じる・感じさせる・伝える・伝わる
情報に作り替える』スキルが高い、
ということです。
言語で伝わる情報構築が
やや(?)不得意なのは自認しておりますが、
それは単にコピーライターなどの
言葉の専門職と比べてのことです。
グラフィックとはいえ、当然視覚だけじゃなく、
五感を使った感覚もあわせて考慮しますので、
人間がどう感じるのかを考えて作ってきたスキルは、
他のことにも応用がしやすいところもあります。
(特にグラフィックはUI・UXなどに転化しやすい。)
スキルより何より、技術がどんなに変わろうとも
思考の原理・原則は変わらずと思えば、
グラフィックを通してデザインの考え方を身につけてきたのは
デザイナーで良かったと思うとともに、
どうしていくかのかも考えます。
今までと全く違っていきそうなのはわかるから。
短期的には食べていかないといけないし(^^;)
♦ 技術の大きな流れ
当然考え方だけでなく、実現するには技術も大事で、
ITに激弱なのはそうも言ってられなくなるので
取り入れる腹は括りました。
(まあ、決意は意味ないのだけど。)
19世紀末にウィリアム・モリスが主導したデザイン運動
『アーツ・アンド・クラフツ運動』のように
『誰もが買える芸術品としての日用品』を作り出そうとした思想は尊くとも、
変えられない流れとなった工業化に反対し機械化に抗えば
残っていくことも困難です。
(しかし文化的な影響は絶大な運動でした。)
全ては人間中心になっていくように
あらゆる技術がすごいスピードで生み出されていくのでしょうけど、
そのスピードが速すぎて、すでに人間的じゃないと感じ。(笑)
一生学び、考え続けるしかないということだけは
実感しています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた☆
*** 今日の雑談 ***
今日は梅雨らしいしとしと雨ですね。