ブラジルには行ったことありませんが、
ブラジルのモダニズム建築の父、オスカー・ニーマイヤー展に行ってきました。
副題の『ブラジルの世界遺産をつくった男』がキャッチーです。(笑)
♦ 104歳まで生きた建築界の巨匠、オスカー・ニーマイヤー
建築に詳しくはありませんが、
畑違いのことも観てみたいという興味がありました。
街を、都市を造るのは楽しかったろうな〜!と思わずにはいられません。
自分の美意識・信念で一つの国の主要な建築物を全て手がけるのですから。
たしかに104歳まで生きられそう。(笑)
ニューヨークの国連本部ビルの模型も。
コルビジェと一緒に作ったのは知りませんでした。
また、ブラジリア大聖堂やアウヴォラーダ宮の柱のスケール模型があり、
現物ではなくとも、その曲線美を体感させてくれます。
♦ 模型写真を撮れるのが面白い
正直にいうと、建築がどうのというよりも
模型が大掛かりっぽいのに興味をそそられて行ってきたようなものです。(笑)
それは展示の目玉、イビラプエラ公園の30分の1の模型です。
グーグルアースが印刷された絨毯の上に模型が配置され、
靴を脱いでイビラプエラ公園のジオラマの中を歩けます。
都合上、曇り雨の日に行ってしましたが、
晴れていれば太陽が輝いて臨場感がさらに高まったことでしょう。
模型だけでなく、建築写真・映像も結構なクオリティで、
東京都現代美術館は駅から遠いので敬遠しがちでしたが、
行って良かったです。
♦ もう一つの見たかった展示/栗田宏一氏の「土のアート」
日経新聞文化面では毎回目のつけどころが違う方々が紹介されていて私も好きなのですが、
たまたま2015年8月20日付けの文化面に紹介された栗田宏一氏の「土のアート」。
栗田宏一氏を画像でググると出てくる出てくる。
変態さんだ。(←もちろん尊敬を込めたの呼称です。)
ちょうど行こうと思っていた東京都現代美術館の常設展「MOTコレクション」で
観られるとのことでラッキーでした!
焼物で各地の土の違いがあるのはなんとなく知っていましたが、
土ってこんなにも多彩なのかと驚きます。さらにそれらは美しいのです。
自分の出身地の土を探すのも面白いのではないでしょうか。
(東京都は村のしか見つけられませんでした^^;)
他にも遠藤利克氏の『泉』も物質的に強烈な分、印象に残ります。
14年振りの公開だそうです。
こちら、シンプルゆえにおススメしたいです。
■オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男
2015年10月12日(月)まで
会場:東京都現代美術館 東京都江東区三好4-1-1
休館日:月曜日(7/20、9/21、10/12は開館)、7/21、9/24
開館時間:10:00~18:00(ただし、7~9月の金曜日は21時まで開館)*入場は閉館の30分前まで
入場料:一般1,100円、大学生・専門学生・65歳以上800円、中高生600円、小学生以下無料
*このチケットで常設展「MOTコレクション」も見られます。
※8月22日(土)にはSANAAのトークイベントがあるみたいです。
これは混みそう。。(妹島和世氏は金沢の21世紀美術館を作った建築家です)
■「SANAAが語るニーマイヤーの魅力」
スピーカー:SANAA事務所 妹島和世氏・西沢立衛氏(本展会場構成担当)、
長谷川祐子(東京都現代美術館 チーフキュレーター)
日時:8月22日(土)15:00-17:00 終了予定
会場:東京都現代美術館 地下2階 講堂
定員:200名様
参加費:不要 ただし、当日有効の本展チケットの提示が必要です。
*当日午前10時よりエントランスのインフォメーションカウンターにて整理券の配布を行います。
お一人様一枚をお受け取りください。
今日も来てくれてありがとうございます^^
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
東京都現代美術館に行ったのは久しぶりでしたが、
距離を面倒がってはいけないと改めて思いました(^^;)