昨日は夕方に日本橋三越で開催中の
京焼の窯元[真葛焼 茶陶展]に行ってきました。
♦ 京焼のバラエティさ
江戸時代から続く真葛焼は、その作風の豊かさに特徴があります。
私も焼き物に詳しくはないのですが、
基本的には窯元それぞれ(備前焼や萩焼や伊万里などなど)に個性があります。
土や釉薬、柄、焼き方に特徴が出るからです。
でも京焼は日本各地、
はたまた世界の焼物の作風と似たものが欲しいとの要望から作られたため、
豊かな作風が個性となりました。
もちろん、文化度の高い京都です。
そのまんまを真似するのではなく、
京都風(薫り)を加味した上で、
それぞれの焼物の個性を取り込むのです。
ビジネス風にいえば
「パクってパクってオリジナル」の境地とでもいえばいいでしょうか。(笑)
♦ そして一服
茶陶展には添釜もあり、
その真葛焼で一服がいただけるという贅沢さです。
(美しいお道具で体験ができるのです!嬉)
■添釜:展示会を見に来たお客様にお抹茶が振る舞われること。
やはり茶碗は使ってみないと本当の良さがわかりません。
私のお稽古先の先生が亭主をするとのことで
今回のご縁をいただくことができました。
そうでないと私も日本橋三越まで
お茶碗を見に来る機会はないのが正直なところです。。
今回は美しいものが見られてかなり気分が良くなりました。(笑)
本物を見て触れるのは非常に大事です。
PCやスマホの画面からでは
感性の向上はどうしても難しいのです。
特にセンスを磨きたいと思われているのなら、
生身で体験することをおススメします。
今日も来てくれてありがとうございます^^
それではまた!
*** 今日の雑談 ***
一緒にいらしてくれたUさん、Kさん、ありがとうございました!
最後にこっそりいやらしいことを書きますと、
¥500,000級のお茶碗で一服できる機会もそうそうありませんので、いい体験ができました(^^;)