書き始めの頃はタイトルに
「センスが良くなるお金の使い方?」の「?」がなかったのですが、
考えていくうちに考え方が変わったので「?」が付きました。(笑)

 

♦ 『センスが良くなるお金の使い方』ができるか考えてみた

職業がデザイナーなので、日常のちょっとしたことの見立てなら
あまり意識しなくてもそれなりに見目好く物をまとめることができます。

また、デザイン関係ではない方から
センスが良くなりたいというニーズをそこはかとなくですけれど(笑)、
過去にありましたので、自分が無意識に行っていることがあれば
それらを言葉にしたら知恵をシェアできるかもしれないと思ってのエントリーです。

 

だからといって、高くてもいいモノを買おうとか、
シーズン毎の服は10着以下にして
シンプルに暮らそうとかの話ではありません。(笑)

 

♦ センスが良くなるお金の使い方ってどんなだろう?

まず、“センスがいい”とは何か?からです。

別に“センス”というのは
見えるものにだけに限定されるものではなくて、
営業センスであったり、経営センスだったり、
ITセンスといった、見えない構造のものにも当てはまります。

いずれも一部分や一つの事象を取ってきて“センスがいい”とは言わず、
全体を通して“センスがいい・悪い”と判断されるものです。

ですが、ここではわかりやすく見える部分の“美的センス”に話を限ります。

 

外見はいちばん外側の中身だ」は
コラムニストの天野祐吉さんの言葉ですが、
中身を良くしてから外見を良くするのか、
外見からよくして中身を上げていくのかは
「タマゴが先か、ニワトリが先か」の話ですので、
どちらも大事としか言えません。

 

ただ、我が身を振り返ってみればルールはあります。

モノを買う時の、つまりお金を使う時のルールですが、
「これでいいや」「なんとなく」で絶対にお金を出さない、や、
「便利」も実は危険ワードで、
美しくない(好みでない)ディテールのものは生活空間には入れないと決めています。

買わないことで不便なままだろうとも、愛着を持てないものは受け入れません。
(どこまで厳格にするのかは、その便利の程度と使用頻度によりますが…)

もう単にイヤなんですよね。(笑)

 

♦ 感情が磨かれると“センス”になる

この「単にイヤだ」とか「無条件でイイ!」と思うのを
意識無意識に関わらず小さな好き嫌いのジャッジを繰り返した結果、
自他ともに認める独自の研ぎ澄まされたものができ上がっていたのなら、、、

それはもう“センス”といえるのではないでしょうか。

 

もちろん、元々の得手不得手やら
師匠がいたかどうかも大きく寄与しますが、
師匠についていくくらい極めたいと思うことなら、
当然その分野の“センス”は磨かれると思いませんか。(笑)

 

その磨いた感情で判断したものにお金を使うことになる訳ですから、

『お金の使い方でセンスが良くなる』というよりも、

『センスがいいからお金の使い方がうまくなる』、

これが真実に近いかもしれないな、と。。。

 

これでちゃんちゃんでは
結局好き嫌いかよ!となってしまいますので、明日に続けます。

 

それでは今日はこの辺で!

 

*** 今日の雑談 ***

詰め碁用ミニセットをスタンバイしました!

写真 1

いちいち碁笥から取り出すのが重くて…(笑)