この例えは、アートディレクターの佐藤可士和さんが
著書で書かれていたことがありますし、
日本を代表するグラフィックデザイナーの田中一光氏(故人)も
ずっと以前に同じことを語られていました。
田中一光:無印良品の発案者の一人であり、無印良品ブランド全体のアートディレクションを担当。
♦ 問題を見つけ出して解決する仕事
なぜ「お医者さん」なのかというと、
問題がどこにあり、それを解決するためにの方法を提示するからです。
外科だ、内科だと、各専門はあるかもしれませんが、
特に今の時代は一カ所の不調を部分から見るのではなく、
全体を通して判断することが求められています。
まあ、長く仕事をしてきて思ったのは、
特にデザインに限らず全て知識労働の仕事の基本はそうだ、という事実ですが。
♦ 名医と有能な医者
ドラッカーの『チェンジ・リーダーの条件』に、
有能な医者になるために必要な知識は誰でも習得できるし、
技能も身につけることができるという点では一致していた。
最高の知識と最高の技能を兼ね備えた名医には誰でもなれるわけではないが、
優れた治療を施し、間違った治療をしないという意味での
有能な医者には誰でもなれる。
とありました。
知識と技能がいるという意味では、
デザイナーも同じだと言えます。
『名医には誰でもなれないけど、有能には誰でもなれる』というもの同じです。
国家資格が無い分、自称率は高めになりますが。。
♦ 自然に名医になれる?
そういう人もいます。世の中には。
ただ、私の場合でいえば
「名医を目指さないと有能にもなれなさそうだ」ということです。
最も必要で足りない部分には、今集中して取り組みたいと考えています。
どうなるかはわかりませんが、
やるしかないのだけはわかってきました。(笑)
♦♦♦ まとめ ♦♦♦
やればやるほど勉強不足がよくわかる状態ですね。(苦笑)
現場と勉強と、両方を回しながら進むしかありません。
でも、やればやるほどいろんなことがつながって見えてますので、
面白い仕事に就けて良かったと改めて思っています!
それでは今日はこの辺で!また明日☆
*** 今日の雑談 ***
昨日は今週末に洞爺湖アイアンマンに出場する
チーム『ポセイ丼』の皆様と 焼肉会 決起会にお邪魔させていただきました♪
ロゴやユニフォームをデザインしています。
今大会には間に合わなかったのですが次の大会には。
(いつだかわかっていませんけど。笑)
全員の洞爺湖での無事の完走を東京から祈るばかりです(^〜^*)