昨年のお会いした声優・ナレーター業の方とした会話の中で、
印象に残ったことがあります。
どうしてその話になったのか前後は覚えていないんですが、
お話をしていた中で
「声を聞けば、その人がどんな人間だかわかる」
言葉尻はもう少し違いましたが、意訳としてこんなことをおっしゃっていました。
極端かもしれないけど、その人の持っている性格が
やはり声なり発声の仕方などに表れてくるらしいのです。
その方は声のお仕事をされているため、
当然聞くことに対し敏感に感じ取ることができますから、
そういった微妙な違いを聞き分けられるのだと思います。
(意識して聞かないとわからないともおっしゃっていました。)
私はビジュアルを仕事にしているので、この感覚は少しわかるような気がします。
見た瞬間に相手がどんな人か、“どんな”というより、
相手が価値をどこに置いている人なのかを見てしまう所があります。
誤解のないようにお伝えしたいのですが(表現が難しいですね。汗)、
『形・色を見て、なぜそれを選んで用いているのかを考える』、
仕事の思考グセが単にできてしまっているのです。
ユニクロを着ている人はなぜユニクロを選んで着ているのか、
どうしてそのデザインのカバン(あるいはブランド)を選んで持っているのか、
髪型に気を使っているのはどうしてか、そうでもないのは何でか、、などなど。
その本人をして、立場だったり価値観(哲学)が
選んだモノを媒体にして見えているのです。
→ 中身を伝える外見
それはたぶん声でも同じで、
意識しなくてもそういったトーンの声になっていることが
もうすでに本人の持っている価値観(哲学)がにじみ出ることになり、
それを聞き分けているのではないかと思ったのです。
あらゆる数値(決算書だとか血圧などの健康の数値とか)の結果も
万人にわかる基準として数値を使っているだけで
なぜそうなっているのかを考える材料にしていますよね。
それが数字以外の材料、
ビジュアルだったり、音だったり、匂いであったり、
それぞれの専門で判断しているのかなと思った次第です。
最後に、、、
単に考えるクセがついているだけで
だからといって見ただけで相手への態度を変えたり等はございませんので
ご安心ください。(笑)
それでは今日はこの辺で!また明日☆
*** 今日の雑談 ***
今日でお正月三が日もおしまいですね。
あんまりお正月っぽく感じませんでしたが、
何よりゆっくり過ごした年末年始でした。
(体からの強制終了のお知らせを受け取ったので大人しくしてたので^^;)